2006-10-28(Sat)

謎の男爵

 中公新書『華族―近代日本貴族の虚像と実像』に、朝鮮貴族についての記述があるんですが、そこに新たな事実を発見! なんと朝鮮貴族授爵者がもう一人! 併合時の76名の他に、大正13年に李完用の息子李恒九が男爵に授爵されてるのは知ってるのですが、李康軾(男爵)という人もいたらしい。昭和19年3月末の資料に載ってるそうでして。手持ちの資料、昭和18年12月現在の朝鮮貴族名簿には、この人載ってないですねぇ。ということは昭和18年12月〜昭和19年3月の4ヶ月間に授爵したってことですよね。この時期、華族の方でも授爵者があまりいないのに、なんで朝鮮貴族が?って思うのですが。私の知らない有名人物かなと思い、とりあえずネット検索すると、全然ヒットなし(^^;。どういうこと? ヒットしないってことは当然、巷に溢れる「親日派名簿」にもいないわけで。戦中でいわゆる親日的行為もなく授爵ってありえるのかぁ? あと考えられるのは、朝鮮貴族の分家って線ですが、行列字からどこの分家ぐらいは推定できるかな?と思い、朝鮮貴族の中に”康”または”軾”の入ってる人を探すが・・・いない。う〜ん、こりゃ謎の人物だわ(^^;。

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